反まにまに主義|短編

高校3年生の秋に書いた小説です。

「――少なくとも」
 私は敬意をもって言った。
「少なくとも、そうやって、世の中のこと真剣に考えて、悩んでる君たちが、大人たち――考えることをやめて、ただ子供にバトンを負わせるだけの大人たちより、ずっと、えらい」


—— 紀まどいの動く名刺 ——

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